** airman's cafe diary **

●あれから５年

今日はあれから５年
ＭＧの告知をされてから５年

５年前は、自分がこんな男になっているとは、誰も想像していなかっただろう
あの病室での体験を思い返せば、医者さえも想像できなかっただろう
が、全く違う男が、今ココにいる

そう、俺はもう過去の俺ではない
自分の可能性を捨てなかった
残された小さな可能性を、少しずつ少しずつ大きくしてきた
そして俺は、今を生きている
目標をしっかり持ち、明るい未来を見て生きている

今も、病気と闘っている同志は、世界中に数多くいるだろう
だが実際は、病気と闘うことはそれほど重要なのではない
自分と闘うのである
自分をとりまく環境、すなわち
医者や家族、友人、仕事、夢、そして自尊心
病は気から
自分の環境に、病の割合が多ければ、自ずと病気は進行するだろう
自分の環境を、いかに健康に保てるようにするかである
その為にはもちろん、自分の心持ちが一番大切であることも付け加えよう
また残念ながら、それを認めない輩も数少ない訳ではない
特に、病を表面的でしか認識できない教科書重視人間は、その度合いが多いといえる
医者であってもそれは全く同じである
病人の気持ちを理解できないマニュアル的な医者は多いと思う
すなわち、それらとの闘いのほうがより困難であり、実は病の本質との闘いなのである

決して諦めないで欲しい
俺も自分を捨てなかった
自分を愛してあげた
そして自分を取り戻した

夢を持とう
想像しよう
自分の幸福を
新しい自分に向かって

** canon autoboy6 **