flight log top / albums / all photographs / comments & links / essay / blog / bbs / home

February 23, 2008

●トンダ春一番


olympus e-410 + ed 14-42mm f3.5-5.6


本日関東地方は、昨年より9日遅い「春一番」でした。
朝から暖かい感じで、早起きも苦では無かった。
4時半に出社してすぐ、各種天気図をみて、唖然!吃驚!

一目見て、不謹慎ながら
こりゃ~楽しそうだ♪と、思ってしまいました。

荒れる方が、萌える。
そんな気持ちなのです。
(週末で色々と予定していた方々、スイマセン)


ところで、春一番の定義ですが・・・

気象庁によると、「関東地方の春一番の発生日は次の条件を満たした最初の日である。」とあります。

① 発表する期間は立春から春分までのあいだ
② 日本海に低気圧があること
③ 強い南寄りの風(風向は東南東から西南西まで、風速8m/s以上)が吹き
④ 気温が上昇すること

さて・・・

実際の羽田空港での風は、南西方向からで、正午過ぎに突然吹いてきました。
しかも、おもいっきし強く。


で・・・

羽田空港には現在滑走路が3本あるのですが、
その一番西側にある「A-RWY」という名の滑走路の西側、旧国際線ターミナルがあった場所。
ここに、新しいターミナルの建設予定地としての、仮建設現場があります。

ここからの、砂塵嵐。

一気に視程が下がって、かつモノスゴイ横風。

のきなみほとんどの飛行機が離着陸できなくなりました。
ときおり、風が弱くなったタイミングを見計らって、離陸できる飛行機もありましたが、
ほとんどは、滑走路脇で待機。
着陸機は、横風用の滑走路を使用して、なんとか着陸。
でも、実際はウインドシアーが凄くて、非常に危険な状況。
そんなこんなで遅れながらも、何とか頑張ってやってました。


そして・・・

15時前くらいから、空港北にシアラインが現れました。
気温も低下してきて、風向も北寄りにシフト。
気圧も上がってきました。

すなわち寒冷前線が通過したということです。


ってことは・・・

その直後から、今度は猛烈な北風。


ハッキリ言って、もう最低です・・・

一時期は、RWY 34LにAPCHした飛行機がGo Aroundしました・・・

だってね、風速60kts程度なわけですよ・・・
まぁ、正対風でしたけど・・・
横風では無いにしても、正面からでも危険です。


ちなみに、こういう時、北日本も大変な天候です。
千歳空港なんかは、暴風雪で除雪が間に合わず、こちらもノキナミ欠航でした。

あと、私の好漁場、八丈島も、強風で離着陸できない状況が続いています・・・


明日も、大荒れの天候が予想されます。
今週末、お出かけの際は、ご注意を!!

METAR@RJTT
当日の朝9時~15時半まで

①寒冷前線の接近に伴い、気温上昇、気圧低下、南西風卓越
②寒冷前線の通過に伴い、気温低下、気圧上昇、弱い雨、視程低下、風向の急変(南西→北)
③気象庁は、関東地方の春一番を発表
④寒冷前線の通過後、気圧傾度の高まりにより、北風がさらに卓越

※データより、寒冷前線は、14:32~14:53の間に通過したと思われる。

---

15:30 RJTT 230630Z 33028G45KT 9999 FEW020 BKN080 07/M02 Q0995 RMK 2CU020 6AC080 A2939 SEV TURB 12000FT 5NM W KISARAZU BY A320 AT 0613 AND SEV TURB BTN 13000 AND 13500FT 5NM W HANEDA BY A300 AT 0615 AND SEV TURB 13000FT 5NM E HANEDA BY A300 AT 0614 AND WS 3000FT OVER KISARAZU BY A300 AT 0617 AND SEV TURB 10000FT 15NM SE HANEDA BY B777 AT 0620=

15:09 RJTT 230609Z 34036G51KT 6000 FEW020 BKN070 07/M01 Q0994 RMK 2CU020 6AC070 A2938 P/RR=

15:04 RJTT 230604Z 33038G51KT 4000 R34L/0600VP1800U R22/P1800N R34R/P1800N BLSA FEW020 BKN080 07/M02 Q0994 RMK 2CU020 6AC080 A2938 P/RR=

15:00 RJTT 230600Z 34038G51KT 3000 R34L/0600VP1800U R22/P1800N R34R/P1800N BLSA FEW020 BKN080 08/M02 Q0994 RMK 2CU020 6AC080 A2937 P/RR=

14:53 RJTT 230553Z 34037G48KT 3000 -SHRA BLSA FEW020 BKN080 11/M02 Q0993 RMK 2CU020 6AC080 A2935 P/RR=

14:32 RJTT 230532Z 28016G26KT 9999 FEW020 BKN080 15/M01 Q0992 RMK 2CU020 6AC080 A2931 P/RR=

14:30 RJTT 230530Z 28015KT 9999 FEW020 BKN080 15/M01 Q0992 WS RWY22 RMK 2CU020 6AC080 A2930 P/RR=

14:00 RJTT 230500Z 23030G42KT 8000 FEW020 BKN080 15/M01 Q0990 RMK 2CU020 6AC080 A2926 MOD TURB BTN FL140 AND FL160 5NM SW HANEDA BY B737 AT 0445=

13:30 RJTT 230430Z 23031G43KT 6000 FEW020 SCT100 16/M02 Q0990 RMK 2CU020 3AC100 A2925=

13:16 RJTT 230416Z 23027G40KT 5000 R34L/P1800N R22/P1800N R16L/P1800N BLSA FEW020 16/M01 Q0990 RMK 2CU020 A2926 1000SW-W=

13:07 RJTT 230407Z 23027G41KT 6000 FEW020 16/M01 Q0991 REBLSA RMK 1CU020 A2926=

13:00 RJTT 230400Z 23031G41KT 4000 R34L/P1800N R22/P1800N R16L/P1800N BLSA FEW030 16/M01 Q0990 RMK 1CU030 A2926 1000SW-NW P/FR=

12:49 RJTT 230349Z 23027G37KT 5000 R34L/P1800N R22/1100VP1800D R16L/P1800N BLSA FEW030 16/M01 Q0991 RMK 1CU030 A2928 1000W-NW P/FR=

12:44 RJTT 230344Z 23026G37KT 5000 DRSA FEW030 16/M01 Q0991 RMK 1CU030 A2928 P/FR=

12:36 RJTT 230336Z 23025G36KT 8000 SKC 16/M01 Q0991 RMK A2929 P/FR=

12:30 RJTT 230330Z 22023KT 9000 SKC 16/M01 Q0992 RMK A2930 MOD TURB BTN 13000 AND 16000FT 15NM SE ZAMA BY B737 AT 0325=

12:13 RJTT 230313Z 24020G30KT 9999 FEW030 16/00 Q0992 RMK 1CU030 A2931 MOD TURB BTN 9000 AND 15000FT 3NM SW HANEDA BY A300 AT 0306 P/FR=

12:05 RJTT 230305Z 24020KT 9999 FEW030 16/01 Q0993 RMK 1CU030 A2933 P/FR=

12:00 RJTT 230300Z VRB06G16KT 9999 FEW030 15/03 Q0993 RMK 1CU030 A2933 P/FR=

11:53 RJTT 230253Z 18010KT 130V230 CAVOK 12/05 Q0993 RMK A2935 P/FR=

11:30 RJTT 230230Z 12009KT CAVOK 10/03 Q0995 RMK A2939 P/FR=

11:00 RJTT 230200Z 11009KT CAVOK 09/02 Q0996 RMK A2942 P/FR=

10:30 RJTT 230130Z 12007KT CAVOK 09/02 Q0997 RMK A2947=

10:00 RJTT 230100Z 13007KT CAVOK 09/01 Q0998 RMK A2950 P/FR=

09:30 RJTT 230030Z VRB02KT CAVOK 09/M01 Q1000 RMK A2953 P/FR=

09:00 RJTT 230000Z VRB03KT CAVOK 08/M01 Q1001 RMK A2957=

Posted by air at 03:13 PM
Category : * wx * | Comments [0]

August 28, 2006

●気象予報士試験 自己採点?




今日は、早番
チャートを見てて、ふと気が付いた
昨日の気象予報士試験の実技1に似てるな~って
ちょっと低気圧の位置が違うけど、だいたい同じシチュエーション
昨日の自己採点で、もう一度勉強しなおしたばかり
勿論、今日のBRFGにつかわさせて頂きました

Posted by air at 09:43 PM
Category : * wx * | Comments [0]

June 09, 2006

●梅雨入り

今年も、この季節がやってきた
いやはや、やっぱり雨は嫌いです
この雨がないと、いずれやって来るであろう、楽しみな秋の味覚は、やってこない

でも、どーしても俺の休みには雨になる
3日雨で3日晴れなどの周期を繰り返し、季節は移り変わっていく

そして今日も休み
なのに関東地方は梅雨入り
またしても、出不精になる俺・・・
嗚呼

Posted by air at 01:35 PM
Category : * wx * | Comments [2]

November 27, 2005

●[wx] rjtt at 27 nov 2005

「rjttは、wind varの時に顕著にlow visiとなる」
という、先週参加した気象懇談会の通りの天候だった

朝から、穏やかな安定層に包まれた関東地方
気温上昇とともに、雲がはけ
1100(I)には、ゆるい東風が吹いてきた
そして、ついに
1200(I)には、HZ(煙霧)が南東から南西にかけて溜まり
気圧も低圧場で、上昇流
1330(I)には、最低の5000mを記録した

その後は、気温の低下とともに、視程は回復
気圧も高まり、高気圧場になって、下降流が吹いて擾乱がおこったのか?
ここら辺の、回復具合は、まだ不明

RJTT 271100Z 33011KT CAVOK 14/03 Q1013 RMK A2993 =
RJTT 271030Z 32007KT 290V350 CAVOK 13/05 Q1013 RMK A2992 =
RJTT 271000Z VRB01KT 8000 SKC 14/09 Q1012 RMK A2990 =
RJTT 270930Z 02002KT 8000 SKC 14/10 Q1012 RMK A2989 =
RJTT 270900Z 03005KT 8000 SKC 14/10 Q1011 RMK A2988 =
RJTT 270830Z 08003KT 8000 SKC 15/10 Q1011 RMK A2986 =
RJTT 270800Z 13004KT 6000 NSC 14/08 Q1010 RMK A2985 =
RJTT 270730Z 11005KT 6000 NSC 14/09 Q1010 RMK A2985 =
RJTT 270700Z 11004KT 6000 HZ SKC 15/08 Q1010 RMK A2984 HZ SE-SW =
RJTT 270630Z 10003KT 7000 SKC 15/08 Q1010 RMK A2983 =
RJTT 270600Z 10004KT 6000 HZ SKC 15/08 Q1010 RMK A2983 MOD TURB BTN FL150 AND FL130 10NM S TATEYAMA BY B767 AT 0540 HZ SE-SW =
RJTT 270530Z 09004KT 6000 HZ SKC 15/07 Q1010 RMK A2982 HZ SE-SW =
RJTT 270500Z 09004KT 6000 HZ SKC 14/08 Q1009 RMK A2982 HZ SE-SW =
RJTT 270430Z 10005KT 5000 HZ SKC 14/08 Q1010 RMK A2982 =
RJTT 270400Z 11005KT 070V140 6000 HZ SKC 14/07 Q1010 RMK A2983 HZ SE-SW =
RJTT 270330Z 11005KT 7000 HZ SKC 13/06 Q1010 RMK A2983 HZ SE-SW =
RJTT 270300Z 09004KT 6000 HZ SKC 14/06 Q1010 RMK A2985 HZ SE-SW =
RJTT 270230Z 10004KT 7000 SKC 14/07 Q1011 RMK A2987 =
RJTT 270200Z 07004KT 7000 SKC 13/06 Q1012 RMK A2989 =
RJTT 270130Z VRB03KT 7000 NSC 13/07 Q1012 RMK 1AC150 A2990 =
RJTT 270100Z 36005KT 7000 NSC 12/06 Q1013 RMK 1AC150 A2992 =
RJTT 270030Z VRB03KT 7000 FEW040 12/07 Q1013 RMK 1SC040 A2992 =
RJTT 270000Z VRB01KT 8000 FEW040 11/06 Q1013 RMK 1SC040 A2993 =

Posted by air at 11:58 PM
Category : * airwork * , * wx * , mobile camera | Comments [0]

July 26, 2005

●[wx] 台風

関東地方に2005年 台風第7号 (バンヤン) が接近しています。
恐らく今夜、宵のうち(天気予報では『日没頃から21時頃まで』)には、関東地方に上陸、もしくはもっとも接近する見込みです。
関東地方の皆様、警戒して下さい。
そして、21~24時くらいは、できるだけ外出は避けて下さい。

しかし。。。
昔から思っていたのですが、台風に関してみんな意見がバラバラ。

「気圧が1000hpa超えたから、もう台風ぢゃないよね?」

とか、

「暴風域が無くなったから、もう大丈夫だよね?」

とか・・・
みんな知識不足。
あまりにも知らなさ過ぎて、こちらが怖くなってしまいます。

【台風の定義】

熱帯や亜熱帯の海上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s以上になったものを台風と呼びます。
台風のおおよその勢力を示す目安として、下表のように台風の「大きさ」と「強さ」を表現します。
台風の「大きさ」は「強風域(平均風速15m/s以上の強い風が吹いている範囲)」の半径で、台風の「強さ」は「最大風速」で区分しています。


分類域内の最大風速略号:域内の最大風速
弱い熱帯低気圧17.2m/s(32ノット)未満または風力7以下TD : 17.2m/s未満
台風17.2m/s(32ノット)以上または風力8以上TS : 17.2~24.4m/s
STS : 24.5~32.6m/s
T : 32.7m/s以上


■大きさの階級

階級風速15m/s以上の半径
大型
(大きい)
500km以上 ~ 800km未満
超大型
(非常に大きい)
800km以上


■強さの階級

階級最大風速
強い33m/s(64ノット)以上
 ~ 44m/s(85ノット)未満
非常に強い44m/s(85ノット)以上
 ~ 54m/s(105ノット)未満
猛烈な54m/s(105ノット)以上


■台風の種類

地域名称
日本台風
インド洋周辺サイクロン
南北アメリカ大陸周辺ハリケーン
オーストラリア周辺ウイリ・ウイリ
トロピカル・サイクロン

Posted by air at 04:21 PM
Category : * airwork * , * wx * | Comments [0]

July 21, 2005

●[wx] METAR

METAR
Meteorological Aviaion Report
航空実況気象通報式

要するに、飛行場のリアルタイムの気象情報です。

飛行場、時刻、風、視程、天気現象、雲、気温、露点、気圧、その他航空に関係する気象情報等

を、数字とアルファベットを使ってルールにそって列記しています。

ココでは、詳しいMETARの解説は避けますが、
数字とアルファベットの羅列のように見えますが、
航空関係者は、特にパイロットは、読めます。
世界共通です。
以下を参考にして下さい。


METAR Format
http://weather.unisys.com/wxp/Appendices/Formats/METAR.html


(例)
RJTT 201200Z 19016KT 8000 -SHRA FEW015 SCT035 BKN080 22/19 Q1009

羽田空港(RJTT)
20日12:00UTC(国際標準時)
+9時間=20日21:00JST(日本時間)

風:方位190度から 風速16ノット
視程:8000m
降水現象:弱いしゅう雨(にわか雨)
雲(第一層):高度1500フィート、僅かな雲
雲(第二層):高度3500フィート、全天の4割程度の雲
雲(第三層):高度8000フィート、全天の8割程度の雲
気温:22度
露点:19度
気圧:1009hPa


※風の方位について
 管制塔から伝えられるような、飛行場内に通報されるものは、
 航空機の運航に利用されている磁方位で報じられますが、
 飛行場外への通報は真方位です。
 滑走路に対する風の方向を知るためには
 空港の偏差を加味して風向を求める必要があります。

Posted by air at 10:06 AM
Category : * airwork * , * wx * | Comments [0]